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矯正治療では抜歯(歯を抜くこと)しなければいけないのですか?|京都府宇治市伊勢田町の歯医者・歯科|矢野歯科医院 宇治歯科診療所

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矯正治療では抜歯(歯を抜くこと)しなければいけないのですか?
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京都府宇治市 矢野歯科医院
歯科医師・院長 矢野隆嗣

 

矯正治療では歯を抜かないといけないの?

 

矯正治療での抜歯(歯を抜くこと)についてご説明します。 

 

矯正の相談をしていて患者様から「歯を抜かないとだめですか?」と聞かれるように、多くの方が矯正では抜歯が必要なときがあるということはご存知の陽です。

 

多くの患者様は、「抜歯=良いイメージ」ではないと思います。

我々歯科医師も、もちろん全ての症例を抜歯しなければいけない!とは考えておりません。

むしろ、どうやったら歯を抜かなくて済むか、という検討から入ります。

 

しかしながら、歯を抜かずに無理やり熾烈を並べると、矯正治療が終わった後に後戻りの原因になってしまうこともあるのです。

 

抜歯するか、非抜歯のままかについては、様々なことを検討して患者様にとってメリット・デメリットを考慮して最終的に判断します。 

 

もちろん、「歯を抜くこと」にすることに対するご不安もあると思います。

 

『やっぱり歯を抜くって、痛いんじゃないの?』

『歯を抜かない事のデメリットは何がある?』

など様々な疑問・不安が患者様の頭によぎると思います。

 

その前に最初にお伝えしておきたいことがあります。

それは「抜歯が嫌で」矯正治療をしなかった末路です。

抜歯は確かに嫌なものです。しかし、将来何本の歯を残しておきたい?という考えです。

歯列が悪いことで、磨き残しが多くなり、歯周病リスクが格段に高まります。

そうなると、80歳で20本どころか、10本以下ということもございます。

(データとしてすでに矯正治療した患者様の方が残存歯数が多いという検証が出ております。)

そのため、欠損補綴(インプラントやブリッジなどの治療)が無い健康な60代以上の患者様も、予防の観点で矯正治療を検討するのもとてもオススメだということです。

 

1.抜歯には痛みがあるの?腫れない?

 

矯正治療で抜歯する際に、よく抜く歯は小臼歯という歯になります。

下の顎の親知らずと比べても、小臼歯は抜くのが簡単なのです。

そのため痛みや腫れはほとんどないといって問題ないでしょう。

 

実際に、小臼歯を抜く時間もだいたい5分か、5分もかからないのです。

 

2.抜歯後の痛みが出ない?腫れない?

 

.で抜歯時の痛みや腫れはほとんどないことはわかりました。

では歯を抜いた後も痛みがでたり、腫れたりはないのでしょうか?

結論から言うと、痛みはほとんどありません。

抜歯後には化膿止めや痛み止めの薬も処方しますので、お飲みになれば問題はないでしょう。

 

3.抜歯後にちゃんと隙間は埋まりますか?

抜歯した直後はどうしても隙間が空いてしまいます。

そのため、維持的に見た目が悪くなる可能性があります。

 

ではどの程度の期間になるのでしょうか?

多くの患者様は、半年から1年ほどで気にならなくなる事が多いのではないでしょうか。

 

4.矯正治療における抜歯のタイミングはいつ?

 

抜歯については「小臼歯」なのか「親知らず」なのかによって、抜くタイミングが変わります。

 

 

・小臼歯の場合

ガタガタが強い歯列や過度な出っ歯は、小臼歯を抜歯することが多いです。

 

ガタガタが強い歯列の場合→先に抜歯します

出っ歯の場合→先に歯列をキレイに並べた後、抜歯します。(35カ月後くらい)

 

・親知らずの場合

先に抜歯する場合→奥歯を後ろに移動させる治療の時

後で抜歯する場合→親知らずが萌出しておらず、奥歯を後ろに移動させない時

 

5.親知らず、小臼歯を合計8本とも抜くことはあるの?

上下のガタガタや口元の突き出している症例を治療する場合は、上下合わせて8本抜く場合もあります。

ただし、親知らずはもともと使われない歯のため、我々は8本であっても、4本と考えおります。

 

しかし、上あごの親知らずは治療上、残せそうであれば残す場合があります。

将来的にどこかの歯が虫歯や歯周病で抜歯になっても、親知らずを抜歯した箇所に移植できる可能性があるためです。

 

6.1本だけ抜くこともあるんですか?

 

結論からいうと1本だけ抜歯するケースはあります。

 

下あごの前歯を一本抜歯する場合や小臼歯を一本を抜歯する場があります。

しかし、あまり発生しないケースですので、しっかり先生に説明してもらいましょう。

 

7.抜歯にデメリットはありますか?

・歯の本数が減る

まず、当たり前のことなのですが、歯の本数が減ります。

抜歯をしたことが無い患者様のお口には、親知らずを除くと全部で28本あります。

矯正治療する場合、2本か4本抜歯するケースが多いです。

4本抜くと合計24本になってしまうので、確かにデメリットにはなります。

 

・舌のスペースがなくなる

症例にもよりますが、歯を抜いたことで、前歯が内側に入ると舌のスペースがなくなります。

舌根沈下という、舌がお口のなかで下がってしまい、気道が狭くなる事があります。

 

そのため「セファロ」というレントゲンを撮って、患者様の気道の広さを調べ、狭い患者様の場合は非抜歯も検討していきます。

 

セファロが無い医院での治療は控えられた方がいいでしょう。

 

8.歯を抜くことにメリットはありますか?

・口が閉じやすくなる

抜歯することによって前歯が内側に入ります。

それによりお口が閉じやすくなります。

口が閉じやすくなると、これまで口呼吸していたのが鼻呼吸に治ったり、また鼻呼吸になることで鼻炎が治ることもあります。

 

 

・口元が綺麗になる

歯を抜くことで前歯が内側に入るとお伝えしましたが、そうなると口元も内側に入ります。

特に女性は口元が前に突き出している事が気になる患者様も多いので、歯を抜くことで奇麗になります。

鼻と顎を結んだ線をEラインといいますが、抜歯によって上下の唇が少し中に入り、綺麗な横顔になったねと言われる方も多いようです。

 

 

・正しく上下の歯が噛めるようになる

歯の角度によってしっかりと負担なく噛めることによって歯が長持ちします。

歯を抜くことで、理想的な歯の角度にするのです。

 

9.抜歯が必要な症例は決まっているのでしょうか?

こればかりは実際に診断をして見ない事には何とも言えません。

是非とも矯正相談にお越しくださいね!

 

まとめ

永久歯は一度抜いてしまうと生えてきません。

ですので、抜歯するのが嬉しい人はいません。

 

ただしメリット、デメリットを考えてメリットが大きい場合にはしっかりとご説明したうえで抜歯をご提案します。

そして、最初に書きましたが、お年を召された時に何本の歯を残しておきたいか、がとても重要な考えになります。

歯列が悪い状態を放置しておくと、磨き残しが多くなり歯周病リスクが高まります。

そうすると、80歳に20本どころではなく、10本以下になってしまうことも多々あります。

そうなる前に、予防の観点からも矯正治療はおすすめです。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

京都府宇治市で矯正治療のお悩みがあれば無料矯正相談も受け付けています。

 

なんでもご相談ください。

 

京都府宇治市 矢野歯科医院
歯科医師・院長 矢野隆嗣